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S39工業建築科卒 クラス会

◆ 開催月日  2018年(平成30年) 1028() ・29日(月)

◆ 会場       休暇村近江八幡

◆ 参加者         8

◆ 内容     懇親会

 昭和39年建築科卒の同窓会は名称を 燦久会 と称している。この名称とその表記につてもメンバーからは様々な持論があり意見百出だが、漢字のとはとことん磨かれて光り輝いているという意味であることには違いはない。

 今回も母校のある、東江州の近江八幡市での開催となった。宿泊場所は決めてあるものの、その他の行動は皆の顔を見ながら話しながら歩きながらの行先決めである。JR近江八幡駅近くのホテルに集合しひとしきり、前回のクラス会からこの1年間の良くも悪くもの互いの変化を、口の休む間もなくの伝達である。

 迎えのバスで休暇村近江八幡へ到着し、琵琶湖岸の砂浜を歩いた。砂浜は後ろ側の木立の茂る暗い山に半円に取り囲まれ、湖面には沖島が横たわっている。そこに夕日が差し込み波頭をキラキラと光らせていた。その後ホテルへ直行のメンバーを加え宴会となった。結構アルコールも進み、いつも通り話題は尽きない懇親会だった。

 しかしこのクラス会直前に病気で亡くなった方、体調のためか滋賀から九州の方へ転居された方があった。二人は同窓会の熱心な推進者であった。二人がいない哀悼と惜別の思いは、この日出席の一人一人が互いに顔を合わすと同時に心が暗くなるまでその思いを話し合った。

 翌日ゆっくりとホテルを出発し、改めて近江八幡駅から旧市街地を目指して散策に出発。途中で「近江八幡おもてなしパスポート」をゲット。市指定文化財の旧商家などを屋根裏に至るまで見学し、木造建築の歴史を堪能した。パスポートに入っている「八幡山ロープウエイ」に乗車し頂上へ、山頂の階段を回り豊臣秀次の悲運を聞き下山した。麓の大分時代物のうどん屋さんに入り遅い昼食をし、うまく来たバスで駅へ戻り、次回の場所と日程とを決めて解散となった。