◆ 開催月日 2012年(平成24年)6月11日(月)~12日(火)
◆ 会場 京都ガーデンパレス 他
◆ 参加者 芹翠会 昭和36年 食物科卒 21名
◆ 内容 懇親会
昭和36年卒業の私たちは三六会(みろくかい)と称するクラス会を隔年に開いています。今回は、京都御所、蛤御門前のガーデンパレスを会場に一泊二日で開催しました。
卒業時34名だったメンバーの内 3名が物故者となっているのは残念ですが、生存者31名のうち21名が元気に集まりました。関東地方から6名、中部地方から4名、滋賀県から9名、滋賀県以外の近畿地方から2名といった内訳です。
会えば忽ち昔の面影が甦り、旧姓や愛称で呼び合えるのが同窓会の楽しさです。とはいうものの、卒業から半世紀、脳の老化も相まって学生時代の記憶は薄らいでいます。
この機会に記憶を呼び覚まそうと、今回は「思い出してみよう 私たちの学生時代」という資料を用意しました。恩師のお名前、当時納めた入学金や学 費の金額、そして、私たちが2年間に学んだ133単位の科目一覧表。春休みには栄養士臨地実習、夏休みには集中講義と脇目もふらず(?)、2年間で133 単位を取得した私たちは、「結構 頑張り屋だったのね」と、改めてお互いに若き日の健闘を称え合いました。当時、先生に「君たちは何歳まで生きたいか」と 尋ねられてクラスの大半が「60歳」と答えたという記憶も思い出され、「まさか70歳を過ぎて同窓会をするとは思わなかった」と、この半世紀の寿命の伸び に思いを寄せる一こまもありました。近況報告では、病気を克服して参加した仲間の体験談がしみじみと共感を呼びました。
翌12日は生憎の雨となりましたが、タクシーで東山にある「ねねの寺、高台寺」を拝観。日本画家、竹内栖鳳の旧邸に建つレストランで昼食をとりまし た。鱧や賀茂茄子など京野菜を使ったイタリア料理を味わい、お腹も心も満ち足りたところで、記念写真を写してお開きとしました。
2年後も今回以上に多くの仲間が元気で集まれることを願っています。