◆ 開催月日 2014年(平成26年) 11月11日(火)~13日(木)
◆ 会場 福岡市一帯
◆ 参加者 13名
◆ 内容 懇親会
毎年開催となって2回目のクラス会は、秋も深まってきた11月11日(火)、初の平日、初の福岡での開催という事で何人が出席出来るか危惧していたが、13名の参加となり副幹事としても一安心した。
午前10時、大阪~福岡間のかなりお安い新幹線パックを利用すると言う事で、関西周辺在住の9名が新大阪に集結し今回の開催地へと向かう筈だったが、下りの新快速の遅延というアクシデントのため、1名が後発の電車で博多に向かう事になってしまった。
出鼻をくじかれた感じのスタートだったが、顔を合わせればそこは同級生、駅のホームで「のぞみ」号を待つ間にクラス会が始まり、近況の報告等の会話があちこちで…… 車内では早速缶ビールで乾杯のミニ宴会のスタートとなった。
主に京滋エリアでの隔年開催だったこの会だが、平成22年に尾道、同24年には高松と土地勘のあまり無いところでも開催し、高松での開催時には物故者が増えてきた事による毎年開催を決定した。
岡山からN君が乗ってきて、早くも1時間が経過したことを知る程会話が弾んでいて、博多までの2時間半はあっという間に過ぎた感じだった。小倉から合流した四国のSさんを加えた10人を、博多在住の今回の幹事Wさんと先に着いていた福井のY君が出迎えてくれて、いよいよクラス会の始まりとなった。
遅れてくるH君は最初の見学地である櫛田神社と町屋ふるさと館を見学しながら待つことにしてホテルに荷物を預けいざ出発、大博通りのバス停から目的地に、約40分遅れてH君が到着、やっと全員が揃う。祇園山笠の山や博多の伝統文化、工芸を見た後はオープントップバスで60分の市内観光、バスのトップからの眺めは完全に非日常の目線で、建物はもちろん街路樹、信号等がかなりの迫力で迫ってくるので、初めての感覚で景色を見られた。
夜は、新鮮な魚料理が中心の割烹居酒屋「たら福」で宴会、新幹線でかなり飲んだのだが結構歩いたこともあり、再びビールから入ってしまった。宴会の途中で次回の幹事を決定、来年は兵庫県の浜坂で蟹を食べようという事に成った。しっかり3時間半、食って飲んで騒いだ楽しい時間の後は中洲界隈を歩いて駅前のホテルへ帰るのだが、途中で3人が屋台のラーメンを食べるために離脱した。
明けて12日はあいにくと朝から雨模様、関西は晴天続きだったので誰も傘を持ってきていなかった。そんなに強い雨ではなかったので、傘を持たずに承天寺や黒田家の菩提寺である東長寺等を見学した後、西鉄で大宰府へ行く。大宰府天満宮では菊花展が開かれていて見事な花が威容を誇っていた。さだまさしの「飛梅」の歌詞に出てくる「おいし茶屋」で昼食(蕎麦と梅が枝餅)をしている間に雨も上がり、宝物殿を見た後すぐ隣にある九州国立博物館へ。「海の道、アジアの路」のテーマの展示物で少しゆったりとしてから博多に戻る。
「のぞみ」で帰る5人を見送りに博多駅に、その後幹事のWさんに予約してもらった「鉄鍋」へ8人で行く。この店は、鉄鍋で焼く餃子が売りで、僕自身20年来のお気に入りの店なのだが、ここ2回満員で振られている為、今回どうしても食べたかったので夕食をここにしてもらった次第である。何と地元のWさんは初めてというので吃驚していたのだが、女性3人も美味しいと食が進んで15人前は短時間で完食であった。
13日は朝食を済ませ駅の名店街で土産物を買った後、福岡市立博物館で女性軍と合流、全高234mの福岡タワーの展望室(地上123m)に上り博多の街を見渡した。幹事のWさんの家のある辺りを教えてもらったり、金印が見つかった志賀島を遠望しているうちに1時をまわってしまった。博多駅に戻り、ラーメン店より多いうどん屋さんで遅めの昼食、ゆっくりとお茶をして15時過ぎに帰路に着いた。とんこつで有名な博多ラーメン、しかしうどんの発祥地とも言われる博多は、うどん屋さんの方が多いという事を新しい知識として土産に持って帰ってきた。 (記 岸辺輝弥)