◆ 開催月日 2015年(平成27年) 11月23日(月)・24日(火)
◆ 会場 鳥取、七釜温泉他
◆ 参加者 12名
◆ 内容 懇親会
前回の博多で次回は「蟹食い」という事で幹事がN君に決定、蟹の解禁日、雪の可能性などを考慮、今年の実施日は11月23日の勤労感謝の日に決定し、幹事のN君との 打ち合わせで、移動がスムースに行くように今回は、車で行く事にした。
当日は、3連休の最終日なので、いつも渋滞している中国自動車道の宝塚付近も、少しはマシかと思ったのも23日にした理由の一つであった。本当はもう1台、誰かに車で行って欲しかったのだが、高齢になってきたせいか遠距離はどうもという事で色よい返事が貰えなかった。
同好の3人とJR守山駅でAM9時(渋滞を考慮して早めに集合)に落ち合い、栗東インターから名神に乗り、最初の目的地である集合場所のJR鳥取駅を目指す。30分もすると後部座席では、出がけに買ったビールを開ける音がして、会話がどんどん弾んできた。
吹田から中国道に入ったが渋滞のかけらも無く、狙い通りといえばそうなのだがすんなりと宝塚を通過してしまい拍子抜けであった。途中トイレ休憩を取ったり速度を落としたりしたが、あまりにも順調に進み過ぎたので昼前には鳥取自動車道に入ってしまった。
途中で一般道に降り、道の駅で早めの昼食と買い物(梨が安かった)をして、再び自動車道に戻り、一路鳥取へと向かった。
集合時間の2時より1時間以上早く着いてしまったので、駅の近くの喫茶店に入る。幹事のN君に連絡を入れると、彼もすでに駅に来ていたので喫茶店に来てもらい、今回のお世話のお礼を言う。
集合20分前に女性軍と合流、JRでの2人も到着し、幹事が用意してくれたレンタカーを含め10人が3台で鳥取砂丘への移動となった。予報は、雨であったが何とかもってくれて、砂丘の砂歩きをして兵庫県の新温泉町へ向かう。日本海の景勝地で記念写真を撮り、湯村温泉で足湯を体験、源泉へ卵を浸けて温泉卵を作る。なんでも12分が最適の時間だそうだ。
足湯を終えて、いよいよ今夜の宿七釜温泉の大田荘へ到着、籤で部屋割りを決め、食事の前に近くの温泉銭湯「ゆーらく湯」で文字通り寛ぐ事にした。ここの入浴料は500円だが、宿で入浴券を買っていくと300円になりお得であった。ゆっくり湯につかり部屋に戻るとすぐさまビール、夕食の6時まで歓談、2本が3本4本になってしまった。
いよいよ食事、待望の蟹料理である。本日の料理の蟹が皆に披露され、その大きさに一同驚く。参加者で最年長、信楽開催時の幹事以来10年振りというYさんの発声で乾杯、なんでもお父さんの享年を超え、いつ逝くか分からないのでこれからは毎回出席されるそうだ。乾杯が済んだところでおくれていたO君が到着し、12人全員が揃った。先ずは刺身から、綺麗に花が咲いた身にかぶりつくと、何とも言えない甘さが口に広がり幸せな気分になる。続いては焼き蟹、塩を引いた平たい陶器製の鍋で焼くという。その量の多さに吃驚していたが、僕のグループ(4人に1つの鍋)以外の2つは全部なくなっていた。蟹料理は、食べ始めると会話が無くなるのが欠点だという定説も覆し、飲むわ食べるわ喋るわで賑やかな宴会である。最後は蟹すきで、またまた食が進む。かなり飲んではいるのだが、美味しくて結構入る。3時間近い宴会が終わり、宿が用意してくれた集会所で2次会が始まる。先のYさんが持ってきてくれた焼酎がアッという間に無くなり、コンビニで買って来てくれたビール、酒、チューハイ等思い思いのものを飲みながら、ひたすら喋る。瞬く間に12時が過ぎたので各自の部屋へ。
あくる日は小雨だったが全員元気よく出発、最初はコウノトリ記念館である。あいにく休館日であったが、外からでもコウノトリが休息しているにが見えた。ここに来る道中、コウノトリの巣作りの為の電柱のようなものがあちこちに見受けられ、今までに無い光景であった。その後、玄武岩の名前の由来となった玄武洞を見て、本日の目的地である城崎温泉へ向かう。着くなり早速みんなで街歩きへ。城崎温泉の風景には必ず映る川の両側の通りは、しっとりとした古いたたずまいで、小雨がよく似合うと洒落てみたが、少し寒かった。申し合わせたように3階建の旅館が立ち並んでいるが、中で一つ更地になっている敷地を見て、今の基準法では旅館の木造3階建は建たないねと職業柄が出たりした。少し時間があったので、温泉に入る人、そのまま街歩きをする人、土産を物色する人と思い思いの行動をし、予定の午後3時にJR城崎駅に集合、次回の福井で再会を約して解散した。 (記・岸邊輝弥)