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農業部 穂友会(作物学専攻)活動報告

穂友会(すいゆうかい)

 穂友会とは、会員相互の連絡を密にし、親睦を図るとともに会の発展を目的とした草津市(旧治田村)渋川の地で作物学を探究した第1回卒業(S28)から第44回卒業(H8)の作物学専攻生、研究生及び教員であったもので構成する世代間交流が行える同窓会組織です。

 登録会員数は、正会員307名(元専攻生、元研究生)、特別会員9名(元教員)の316名であり、会長、副会長、幹事(若干名)の役員が中心となって会の運営及び事業を行っています。

 

 【役 員】(2014年3月 現在)

  会  長:中村明雄(17回卒)(2014年3月15日就任)

副 会 長:中村久郎(元教員、2回卒(農芸化学))

  14年幹事:野田秀樹(36回卒)、池田二郎(36回卒)、伊垣 剛(42回卒)、

       永田麻也(44回卒)、岡野佐知子(44回卒)、松林国江(44回卒)、

       白岩立彦(元教員、現 京都大学作物学教授)

 

 【主な活動状況】

  1977年3月12日 穂友会発足 (初代会長 故 東 富夫(1回卒))

  1980年      「栗東ドライブイン」にて懇親会 参加者24名 (母校開学30周年)

  1985年          「安田良」にて懇親会 参加者32名

  1996年          「ぼてじゃこ」にて懇親会 参加者43名 (滋賀県立短期大学閉学)

  2008年1月26日 「あたか飯店草津店」にて懇親会、前田和宏(35回卒)氏中日農業賞(農林水産大臣賞)受賞報告 参加者44名

2014年3月15日 「隠岐」にて総会、懇親会 (二代目会長 中村明雄(17回卒))

 

2014年穂友会 活動報告

 

開催日 2014年(平成26年)3月15日(土)

場 所「隠 岐」(草津平和堂向かい)

参加者 29名(うち正会員26名、特別会員3名)

内 容 総会(会則改正、会長選出)・懇親会

 

 仲間とともに探究心を高めた渋川の地や夜食の買い出しやアルバイト先があった草津駅前も大きく様変わりしました。前回の穂友会開催から6年が経ち、また一人また一人と会に出席することが出来ない会員が増える中で、あせる気持ちと、もう一度あの頃の気持ちにもどり、同じ作物学専攻であった同期生、先輩、後輩、そして先生方と語らいたいと思い作物学教室!?橋川潮先生!?馴染みのお店である草津平和堂向かいの料理屋「隠岐」にて会を開くことになりました。

 なお、「隠岐」の二代目店長より店に短大生がアルバイトに来ていたこと、閉学時の農業部同窓会の終了後にひょっこり顔を出した元学生さんいること等の昔話が聞けました。

 また、開催にあたり、登録会員316名より他界された方、住所不明の方、海外居住の方を除き全員に案内を郵送し、第3回卒業生をはじめとする参加者29名の返信、それ以外にも「農業法人を設立したばかりで忙しく今回は欠席させて頂きます」、「自治会の役員になっており、自治会総会と重なってしまい欠席します。すいません。」等のコメントが添えられた欠席の返信が半数以上ありました。

 

 さて、2014年の穂友会は、会長不在のまま副会長である中村久郎先生から「湖風会」の活動状況や穂友会の会員の状況を交えたあいさつと故東富夫会長をはじめ他界された会員の皆様への追悼の意をこめた黙とうにより始まり、少し寂しさが残る中で、店外に出て通行される方を横目に、ただし、撮影時にはカメラ目線で記念撮影を行いました。

 うまく気分転換ができたところで席にもどり、橋川潮先生による「第1回卒業生と同じ歳だけど病気に負けず長生きするぞ!」の気合の入った乾杯により、会は一気にヒートアップしました。 

アルコールも少し入り、同期生、少しだけ歳が離れた先輩・後輩、職場が同じのもの、居住地が近いもの、欠席者からのコメントや昔の写真集をネタに話しを始めるもの、仕事の売り込みをするもの、先生に近況を報告するもの、とてもここでは書き表せないぐらいの話の盛り上がりでした。

その盛り上がりの中、議事を進めるために割って入り、今の穂友会の活動実態に合わせるための会則の変更を提案したところ、満場一致で会則の変更が可決しました。

続けて今回の最大の案件であった会長の選出に進み、立候補者を募りましたがおらず、橋川潮先生への根回しが当日になったのですが了解得られたので中村久郎先生推薦で「湖風会」役員であり、「疏水の会」等の活動をされ、卒業されてからもよく作物学教室に足を運ばれた第17回卒業の中村明雄氏にお願いしたいと言葉を発した瞬間に満場の拍手となり、無事会長の選出ができました。また、新会長の同期生より、新会長はお酒が飲めないので、そこはサポートするとの心強い話も聞かせて頂きました。

さて、次に新会長のあいさつですが、非常に長いあいさつでしたので、そこは後日あいさつ文を会員に配布することとし、簡単に「穂友会は44回の卒業生をもって入会者がいなくなった。今、県立大学の学生は地域の中に溶け込み、学び、働き、地域に根付こうとしている。穂友会の目的の一つに会の発展がある。われわれは県立大学の後輩の礎にならなければいけないのではないか。その中に穂友会の発展があり、もし、県立大学の後輩がわれわれ個人の活動になるかと思うが、意気投合して活動の輪の中に入ってくるならば穂友会は拒むことなく入会の門を開いてもよいと思う。穂友会を県立大学の後輩達との架け橋としたい。」

またまた満場の拍手が響き、さらに橋川潮先生と中村久郎先生から新会長への応援の言葉と県立大学との架け橋についての講義が少々あり、大変有意義な2時間半となりました。

最後に、白岩立彦先生から「私的なことで申し訳ないですが、息子が県立大学の学生で、今日の新会長のあいさつを聞いて、本当に短大の同窓会組織が県立大学の礎になって頂きたい。よろしくお願いします。」との閉会のあいさつがあり、会の益々の発展を祈って一本じめで閉会となりました。

なお、引き続き会長以下19名が馴染みの店である「じゅえるるーむ」にて少し熱をさまし、ほどよく夜が更けたところで2次会もお開きとなりました。

 

(報告書作成 伊垣 剛(42回卒))

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