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「日高先生に花火を贈る会」に参加して

湖風会会員の皆様、平素は何かと同窓会の為に、ご尽力有難うございます。

先日の6月19日(土)県立大学交流センターに於いて、昨年11月14日後逝去された初代学長、日高敏隆先生を偲び「日高先生に花火を贈る会」が開催されました。当会として会長 種橋清一、役員 大森晢夫、会計 篠田守が、出席させて頂きました。

当日は、先生の発刊された書籍多数の展示会も同時に開催され、200名弱の皆様の出席がありました。以下はその日の式次第です。

17:00 【写真で綴る日高先生のあゆみ】

  語り     上田洋平   (滋賀県立大学一期生)

17:30 【シンポジウム】 「人が集う場をつくる ‒ 日高先生の歩み方 ‒ 」

  ご挨拶   曽我直弘   (滋賀県立大学学長)

  司会     柴田いづみ  (滋賀県立大学教授) 

  パネリスト

      浅野令子    (淡海ネットワークセンター事務局長)

      杉原正樹    (彦根青年会議所OB)

      村上 悟     (滋賀県立大学一期生)

      細馬宏通     (滋賀県立大学教授)

18:30 【懇親会】 交流センター・ホワイエにて

20:00 【花火打ち上げ】

    西谷智行  (花火師 / 滋賀県立大学一期生)

大輪の花火が、小雨降る中、見事に花を咲かせ、改めて日高先生のご冥福を参加者の皆様と共に、お祈りしました。

最後に、世界に日本に活躍された日高先生の著書「世界を、こんなふうに見てごらん」を御紹介し、ペンを置きます。                     篠田 守

 『世界を、こんなふうに見てごらん。』

いきものとおしゃべりするには、観察するのがいちばんだ。

子どものころ、ぼくは、虫と話がしたかった。

おまえどこに行くの。何を探しているの。

虫は答えないけれど、いっしょうけんめい歩いていって、

その先の葉っぱを食べはじめた。

そう、おまえ、これが食べたかったの。

言葉の代わりに、見て気がついていくことで、

その虫の気持ちがわかる気がした。

するとかわいくなる。うれしくなる。

それが、ぼくの、いきものを見つめる原点だ。

どうやって生きているのかを知りたいのだ。

おまえ、こんなことしているの。

そうなの、こういうふうに生きているの。

その物語がわかれば、すごく親しくなれる。

みな、ようよう今の環境に適応して生きている。

生きることへの深い共感は、そうやって生まれてくる。

世界を、こんなふうに見てごらん。

この本を、これからの少年少女と大人に贈る。

人間や動物を見るときのぼくなりのヒントをまとめたものだ。

生きているとはどういうことか、

豊かな見方をするといいと思う。

   『世界を、こんなふうに見てごらん』2010年、集英社 まえがきより

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「日高先生に花火を贈る会」ごあんない

 日高敏隆先生が昨年の11月14日に亡くなられてから、早や五ヶ月がたとうとしております。滋賀県立大学の初代学長として長く赴任されていた日高先生を偲んで、来る6月19日、滋賀県立大学交流センターにて「日高先生に花火を贈る会」を開催する運びとなりました。

 日高先生は動物行動学に関する膨大な仕事をされた一方で、何よりも、人の集う場、人の語らう場がお好きでした。この会では、そんな先生を偲んで、先生の多様なお仕事を紹介する展示とシンポジウム、そして懇親の場を用意いたしました。夏至間近の宵には、花火を打ち上げて先生に贈ります。日高先生とおつきあいのあったみなさま、そして同窓生や職員のみなさん、学内外を問わず、この機会に懐かしい出会いと新たな出会いを愉しまれてはいかがでしょう

多数のご来場をお待ち申し上げております。

日高先生に花火を贈る会有志一同

 曽我直弘、青山香菜、浅野令子、上田洋平、柴田いづみ、成松祐子、西谷智行、細馬宏通、堀部栄次

「日高先生に花火を贈る会」

日時:6月19日(土)  17:00 – 20:00

場所:滋賀県立大学交流センター

入場:無料(花火代寄付は一口1000円から。懇親会出席の場合は会費2000円)

アクセス方法:JR南彦根駅より県立大学行きバス・県立大学までのアクセス地図

http://www.usp.ac.jp/japanese/campus/acs_map1.html

・学内の地図(図の8が交流センターです)

http://www.usp.ac.jp/japanese/campus/ken.html

★主な内容

【写真で綴る日高先生のあゆみ】

 語り/上田洋平(滋賀県立大学一期生)

【シンポジウム 「人が集う場をつくる - 日高先生の歩み方 -」】

【ご挨拶】曽我直弘(滋賀県立大学学長)

 司会:柴田いづみ(滋賀県立大学教授)

 パネリスト:

 浅野令子(淡海ネットワークセンター事務局長)

 細馬宏通(滋賀県立大学教授)

 村上悟(滋賀県立大学一期生)

 他

【懇親会】 18:30- 交流センター・ホワイエにて(会費2000円)

【花火打ち上げ】 20:00ごろグラウンドにて

 花火代寄付受付 1口1000円、交流センター受付にて17:00から

★同時開催:

日高先生著作・パネル展(6月17日(木)- 19日(土))

於 滋賀県立大学交流センター研修室

★申し込み先・〆切:6/9(水)まで

http://12kai.com/hanabi.html

にて予約を受け付けております。当日参加もできますが、人数把握のために、できるだけ事前にお申し込み下さい。

★電話、メールでのご予約、お問い合わせ先:

tel:0749-24-4461, 090-6965-7212 (市民活動センター 9:00-19:00)

fax: 0749-28-8470

E-mail: hidaka.hanabi@gmail.com

★ご来場いただけない場合の花火代寄付、お志は現金書留にて、下記住所までお送り下さい。

〒522-8533 彦根市八坂町2500

滋賀県立大学地域づくり教育研究センター(上田洋平)

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2010年度 入学式

2010年度入学式が、4月4日ひこね市文化プラザグランドホールにて開催され、前期授業が6日から始まります。今年は、寒い日が多く学内の桜もようやく少し開いてきました。今週末から来週あたり見頃になりそうです。

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平成22年度滋賀県立大学春期公開講座

県立大学で春期公開講座が開催されます。興味のある講座に参加されては如何ですか。

県立大学で「人間学」を学ぶ

 第1回 5月15日(土) 健康寿命と運動 

        南 和広 国際教育センター准教授

 第2回 5月22日(土) 地方分権改革の行方

          -市町村合併から道州制へ-

        大橋 松行 人間文化学部教授

 第3回 5月29日(土) 琵琶湖とその周辺に散らばるゴミの話

        倉茂 好匡 環境科学部教授

 第4回 6月5日(土) ミクロの世界のものつくり

          -日本を救う加工技術!-

        中川 平三郎 工学部教授

 第5回 6月12日(土) 尊厳ある生と死

        沖野 良枝 人間看護学部教授

 場所:滋賀県立大学    時間:13:30~15:20

 受講料:1回につき500円  定員:300人(先着順)

 対象:高校生以上の方はどなたでも 締切:H.22年4月30日

 1回からの申し込みも受け付けします。

 申し込み問い合わせ先

  滋賀県立大学 地域づくり教育研究センター

   TEL 0749-28-8210 FAX 0749-28-8473

E-mail:chiiki_grp@office.usp.ac.jp

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平成21年度滋賀県立大学・大学院学位記授与式

平成22年3月20日(土)に大学交流センターに於いて大学・大学院の学位記授与式が行われ、湖風会会長の種橋氏から卒業記念品が贈呈されました。
当日は、風は少し強かったものの晴天に恵まれ、学部卒業生 502名 大学院修了生 93名が、無事卒業されました。今後、湖風会会員として各方面でのご活躍を期待しています。


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体育館の遮光

私達「体育会」とは、体育会系部活の代表から構成され、21団体が加盟している組織です。
今年度の活動として、体育館改修工事の一部を実現しました。
体育館は、全面ガラス張りで非常に眩しいことが部活動を行うにあたって問題でした。現在、全面遮光を実現するため、活動を継続しています。

OB・OGの方々に体育会の活動を知って頂きたいと思い、今回文章を載せていただきました。
今後とも滋賀県立大学体育会をよろしくお願いいたします。
(体育会会長 中川永)

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nakaniwa + terrace

食堂の混雑解消や中庭の有効活用を目指し、makaniwa + terraceプロジェクトは始動しました。
中庭と食堂をテラスでつなぐことによってそれらを可能にし、多目的に利用できる空間になっています。デザイン・設計だけでなく、展示計画等のプロモーション活動、グッドデザインエキスポへの出展には研究室の学生が積極的に参加しました。
また、社会領域、公共・文化関連施設として、2009年グッドデザイン賞を受賞し、次の様に評価を頂きました。

《学生との協働、県産材の利用、パーツのユニット化、簡素な造形が好ましい。学生の多様な利用に加え、地域に開かれた大学として周辺住民の利用にも寄与できるのではなかろうか。》

今後、学生の利用だけでなく、地域に開かれた空間として広げていけたらと思います。
(平21卒 林宏美)

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荒神山ロックフェス2009


8月22・23日に滋賀県立大学センター広場において荒神山ロックフェス2009が開催されました。
当日は学生をはじめ多数の観客が来場し大いに盛り上がりました。遠くは東京からアーティストを迎え、オールジャンルのロックフェスとなりました。多くの皆さんに支えられ今年のロックフェスは大成功となりました。荒神山ロックフェスは進化し続けます。

是非今後にご期待ください。
(荒神山ロックフェス実行委員 野中智尋)

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