2013 , 03 , 16

同窓会館 竣工式に参加して

湖風会同窓会館「湖風会館」が竣工しました。  湖風会会長 岡田定一

3月16日(土)10時から、滋賀県立大学の共通講義棟A7棟と同窓会館の竣工式が挙行されました。湖風会からは、会長の岡田と同窓会館建設委員長の日置が出席しました。

 講義棟と同窓会館の間の入口で、学長、同窓会長、施工業者、来賓等が並んでテープ・カットを行い、引き続き、中講義室で竣工式典がありました。式典終了後建物内をご案内していただきました。大学の担当者の説明によると、今回の建物は、県立大学内では初めての木造校舎で、西側の講義棟(講義室、自習室、教官室)と廊下を隔てた東側に同窓会館(事務室、談話室、会議室)という二つの機能を合わせて建設されたこと。基本設計を環境科学研究科の大学院生の数グループのコンペで行い、その中から選ばれたものを元に設計者と施工者が競争入札で決定されたこと。構造材、下地材、内外装仕上材、教室家具などの木材は、滋賀県産材(びわ湖材)が使用されたこと。パッシブ・デザインを設計にとり入れ、断熱性、気密性、通風などの環境性能を備えた効率の良いシステムの導入がなされたこと。自習室は、学生、教官が輪になって討論できるよう可動式のテーブル群で構成されていること。など新しい試みが随所でなされている。

 同窓会館の北側入り口の側壁には、「湖風会館」のロゴを彫り込んだ厚板が掲げられています。会館の談話室と会議室は可動式の壁で仕切られており、これを開けると広々とした大会議室となり、総会の会場としても使用できるものと思います。

 なお、この湖風会館の完成により、交流センターの事務室に居候していた事務員が独立した事務室に移るため、常時1名は、在室するよう、2名での交替勤務を考えています。

 おって、かねてお願いしております会館建設の寄付金は、現在960万円を超えたところです。有難うございます。今後とも同窓生へのご勧奨のほどよろしくお願い申し上げます。