2025 , 01 , 1

新年のご挨拶

 

2025年 新春を迎えて

                 滋賀県立大学同窓会「湖風会」

                           会長 中川 富美江

 

 新年 明けましておめでとうございます。

 滋賀県立大学同窓会「湖風会」会員の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

 平素は同窓会「湖風会」へのご支援とご協力をいただき誠にありがとうございます。

 

 昨年の明るい話題は、スポーツ界、何と言っても大谷翔平選手の大活躍です。世界一の夢を果たしにドジャースへの移籍、驚きの結婚発表、ホームランと盗塁の「50-50」達成、年間MVPなど、常に世界の注目を集めました。また、夏のパリオリンピックでは、日本は、金メダル20個、銀と銅をあわせたメダル総数は45個と、いずれも海外で行われた大会では過去最多となりました。大相撲では110年ぶりの快挙もありました。3月の春場所で新入幕の尊富士が初優勝。新入幕の力士が優勝するのは110年ぶりで、大いちょうが結えない力士の優勝は極めて異例だということです。その他バスケットボール、フィギアスケート等多くのスポーツでの日本人の活躍です。中でも26年ぶりに下剋上からセ・リーグ優勝し、日本一となった横浜ベイスターズの話題は私たちを元気づけてくれました。

 3月16日には、北陸新幹線金沢敦賀間が開業し北コースでの東京行きが近くなりました。

 

 一方、1月1日元旦に発生した最大震度7の能登半島大地震が発生し、建物の倒壊や津波などにより、死者は470人以上にのぼっています(災害関連死含む)。1月2日、羽田空港で、日本航空の旅客機が海上保安庁の航空機と衝突して炎上し、海上保安庁の5人が死亡しました。海上保安庁の機体は、前日の能登半島地震を受けて、物資を輸送する途中でした。2024幕開けの1日2日と続けて災害が発生した事で、また何か起こるのではないかと身構えたものでした。3月、小林製薬が「紅麹」の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症したことが報告されたと発表。全国で健康被害の訴えが相次ぎました。地球沸騰時代と言われる異常気象も続き、7~8月にかけて「米がどこにもない」という令和のコメ騒動も起きました。能登半島では9月21日にも豪雨災害が発生し、地震と豪雨2度にわたって甚大な被害が出ました。一日も早くの復興を願っています。感染症では、インフルエンザやコロナ、RSウイルス、リンゴ病などが広がり健康不安もあおっています。政局では、9月の自民党総裁選挙で石破茂氏が選ばれました。10月の衆議院選挙では「政治とカネの問題」が争点の一つとなり、自民党は単独過半数割れとなり、野党は、立憲民主党や国民民主党が議席を大きく増やしましたが政権交代とはなりませんでした。課題は山積、社会不安の中、一日も早く安心した生活が送れるよう願いたいものです。

 

 2025年はどんな年になるのでしょうか?皆様の今年の目標や抱負は何でしょうか?何とか明るい希望を持ちたいものです。

 

 「湖風会」では、「湖風祭」でのホームカミングデーの開催、学生支援として工学部支部「学友会」主催の会社訪問(就職支援)、人間文化学部支部による朝食支援、環境科学部からはお米の支援を頂きました。各支部世代交代等体制強化に取り組み、役員会等各種会議の開催など進めてきています。今年は総会の年です。多くの会員様の参加をお待ちしています。令和7年も会員の親睦を図るための活動(支部活動やクラス会開催など)、母校の発展に寄与する活動も考えながら会員の皆様と共に進めたく思っております。ご意見などお寄せいただけると幸いです。

 

 結びに、2025年が同窓会「湖風会」会員の皆様にとって幸多き年でありますよう、お健やかに過ごされますように心からお祈り申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。