2017 , 07 , 17

湖風会会長を終えて

湖風会会長を終えて

                 岡田定一 (昭和34年 農業経済学科卒)

 初代会長 種橋清一さんの後を受けて、平成23年に2代目会長をお引き受けして以来2期4年が過ぎて、これでお役御免と思っていたところ、平成27年に県立大学創立20周年記念事業があり、平成28年には、当同窓会設立10周年を迎えるので、その準備の為、現役員全員続投ということになり、「湖風会」会則第9条が改正されて、会長もあと二年続投となりました。そして、本年6月24日の定期総会の承認のもと、家政部出身の矢吹安子さんに会長職を引き継ぐことができました。

 この間、平成25年2月、県立大学理事長(学長)以下理事職教授と「湖風会」役員との意見交換会を行い、以後毎年定例的に開催することとなりました。また、同年3月の大学卒業式(学位記授与式)から、同窓会会長名で各学科成績優秀者1名ずつを表彰することとなりました。

 平成25年3月16日、同窓会館・大学共通講義棟が竣工し、同年11月10日湖風会館落成記念式典と記念講演会を開催しました。

 平成27年6月6日県立大学創立20周年記念事業の式典、講演会等に参加するとともに、大学の人材育成基金の募金活動の広報に協力しました。

 平成28年11月12日、湖風会設立10周年記念事業として、講演会を開催し、同窓会会員名簿、同窓会設立10周年記念誌を頒布しましたが、当日は午前中に工学部学友会の総会、マンドリンクラブの同窓会なども開催されました。

 湖風会の下部組織として、横系列の地域支部として、近畿支部、東海支部、滋賀支部が出来、縦系列の学部支部も工学部学友会、環境科学部支部、人間文化学部支部、人間看護学部支部と形は出来上がりました。

 このように、湖風会の組織が整い、それぞれの事業が行われるようになりましたこと、これ偏に本会役員、支部役員をはじめ大勢の方々のご努力の賜物です。改めて厚く御礼申し上げます。

 県立大学の卒業生は、第一回卒業生がまだ40歳そこそこです。彼等が仕事の第一線を退くまであと20年余りの間は、私達短大卒業生が中心となって、この同窓会を盛り立てていかなければなりません。会員の皆様のご協力をお願い致します。

2013 , 08 , 6

会長 挨拶

                                            岡田 定一                

 平成25年6月29日(土)開催された第4回湖風会定期総会において、前の期の役員が揃って留任することについて承認を得ましたので、引き続き会長を務めさせていただくことになりました。あと2年間よろしくお願い致します。

 今年の定期総会は、新築の「湖風会館」で開催と考えておりましたところ、90名を超える評議員から出席のご返事を頂きましたので、急遽大学の共通講義棟の階段教室をお借りして総会会場と致しました。この定期総会での挨拶を要約し、再任のご挨拶とさせて頂きます。

 昨年7月に起工された大学の共通講義棟A7棟と同窓会館の合築工事は、今年3月に竣工し、3月16日に竣工式が執り行われました。昨年夏に会員の皆様にお願い致しました同窓会館建設費にかかる寄付金は、6月末までに1,069万円に達しました。誠に有難うございました。目標額は、5,000万円ですから、まだ、ご寄附を頂いていない方々には、今秋の会報発行時に寄付のお願い状を同封させて頂こうと考えております。

 この2年間でのもう一つの新しい事業は、かねてより大学当局からご要望をいただいていた学生表彰です。学業成績優秀な卒業生各学科1名を同窓会長名で表彰するもので、今年の学位記授与式(卒業式)に第1回の表彰をさせて頂きました。

 また、同窓会と大学当局との意見交換会を年1回定期的に開催することとし、今年2月16日に第1回の会合を持たして頂きました。

 お約束しておりました同窓会館の竣工記念式典の開催は、定期総会に合わせてと考えておりましたが、定期総会と記念式典とを合わせて半日で実施するのは時間的に無理と言うことで、本年11月10日(日)大学の湖風祭の二日目の午後に開催することに致しました。

 この建物は、大学の中で唯一の木造建築であり、環境に種々の配慮がなされておりますので、設計を担当された環境科学部の松岡教授にお願いして、この建物についてのコンセプト等についてご講演をいただくことといたしました。

 なお、湖風会館については、会員、準会員の学生の利用に対応出来るよう、平日は午前10時から午後4時まで事務職員2名が交替で勤務することに致しました。休日や時間外の利用も出来る限り対応致したいと考えておりますので、事務職員にご相談ください。

 湖風会の運営は、旧短大の各部と県立大学の各学部の卒業生で役員会を構成し、2か月に1回偶数月に役員会を開催しております。また、役員会の下に総務、広報、就職支援、名簿管理、湖風会館管理の委員会を置き、それぞれ必要に応じて委員会を開き、その結果を役員会に報告または諮る体制をとっております。

 湖風会の支部組織としては、地域支部と学部支部の2系列あり、地域支部は住んでいる地域毎で、滋賀、近畿、東海の3支部が設立済みです。それぞれの地域で、50名以上の同窓生が集まって支部を作っていただこうと言う考えで進めております。学部支部は、短大の部と今の4年制の学部とは、学科の構成が異なる場合がありますが、就職支援等を考えると、なんとかして、新・旧の連携を図って頂きたいたいと願っております。現在、工学部学友会が設立済みで、ほかに、人間文化学部、人間看護学部で支部設立の準備が進みつつあるようです。

2013 , 03 , 16

同窓会館 竣工式に参加して

湖風会同窓会館「湖風会館」が竣工しました。  湖風会会長 岡田定一

3月16日(土)10時から、滋賀県立大学の共通講義棟A7棟と同窓会館の竣工式が挙行されました。湖風会からは、会長の岡田と同窓会館建設委員長の日置が出席しました。

 講義棟と同窓会館の間の入口で、学長、同窓会長、施工業者、来賓等が並んでテープ・カットを行い、引き続き、中講義室で竣工式典がありました。式典終了後建物内をご案内していただきました。大学の担当者の説明によると、今回の建物は、県立大学内では初めての木造校舎で、西側の講義棟(講義室、自習室、教官室)と廊下を隔てた東側に同窓会館(事務室、談話室、会議室)という二つの機能を合わせて建設されたこと。基本設計を環境科学研究科の大学院生の数グループのコンペで行い、その中から選ばれたものを元に設計者と施工者が競争入札で決定されたこと。構造材、下地材、内外装仕上材、教室家具などの木材は、滋賀県産材(びわ湖材)が使用されたこと。パッシブ・デザインを設計にとり入れ、断熱性、気密性、通風などの環境性能を備えた効率の良いシステムの導入がなされたこと。自習室は、学生、教官が輪になって討論できるよう可動式のテーブル群で構成されていること。など新しい試みが随所でなされている。

 同窓会館の北側入り口の側壁には、「湖風会館」のロゴを彫り込んだ厚板が掲げられています。会館の談話室と会議室は可動式の壁で仕切られており、これを開けると広々とした大会議室となり、総会の会場としても使用できるものと思います。

 なお、この湖風会館の完成により、交流センターの事務室に居候していた事務員が独立した事務室に移るため、常時1名は、在室するよう、2名での交替勤務を考えています。

 おって、かねてお願いしております会館建設の寄付金は、現在960万円を超えたところです。有難うございます。今後とも同窓生へのご勧奨のほどよろしくお願い申し上げます。