2024

11

27

湖風会人間文化学部支部 朝食支援を実施しました

 

 湖風会では、卒業生として、現役学生のために何ができるかを模索しています。過去には、コロナ禍の支援について意見を出し合った際に、炊き出し等の食事支援ができないか?との声が上がりましたが、準備不足で断念した経緯があります。
 人間文化学部支部においても、議論を重ねる中、令和5年度に始まった大学の朝食支援『県大おはようキャンペーン』企画を知り、それには、人間文化学部生活栄養学科の学生サークル「食育推進隊」が、積極的に関わっていることがわかりました。人間文化学部の「食育推進隊」を人間文化学部支部の卒業生が応援するため、コロナ禍では叶わなかった“炊き出し”の手順確認を兼ねた朝食支援の“支援”ができれば、今後の同窓会の在り方を探る糸口になるのではないか?との結論に達し、やってみよう!ということになりました。
 人間文化学部支部でスタートしたことではありますが、支部を超えて、お米や野菜の寄付をいただくなど支援の輪が広がりを見せ、また大学関係者の理解も深まって、幅広くご協力をいただくようになりました。お陰様で、11月27日(水)、16名の人間文化学部支部の卒業生が集結し、187名分のおむすびと具だくさんのおみそ汁を無料で提供させていただくことができました。
 お越しくださった学生に直接手渡ししながら、元気な姿に出会えたり、会話を交わしたりできたことは、とても有意義な時間になりました。「おいしかったです」「早起きしてきました」と言ってくださる学生もいて、朝食を提供する側の卒業生が、たくさんの元気をいただきました。充実感(?)達成感(?)幸福感(?)(うまく言えませんが、ちょっと興奮気味でフワフワしていて、あったかくて、熱くて、普段より調子に乗っているときの自分を感じる?)そんな機会をいただいて、またやりた~い、癖になるかも、という気持ちでいます。
 そして、今回の企画に関わった私達自身にも、多くの学びがありました。
 人間文化学部支部には、県短で食物栄養の分野を学び、卒業後は専門職としてのキャリアを積み重ねたメンバーも多くおられ、調理の手順や衛生面の注意事項などをご指導くださいました。また、おみそ汁の具材を切ったり、材料を運んだり、おにぎりを握るなど、準備はすべて手作業。お互いの動きを見たり、声をかけあって進めることで、メンバー同士のチーム力を高めることにもつながったと実感しました。
 最後に、学生さんにお答えいただいたアンケートには、湖風会への要望などもありましたので湖風会全体で共有し、今後は、朝食支援に留まることなく、頑張っている学生のためにできることを模索し、提供し続けたいと思っています。
 ご協力いただいたすべてのみなさまに感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

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