2021 , 01 , 1

新年のご挨拶

2021年  新春を迎えて

滋賀県立大学同窓会「湖風会」

      会長 矢吹安子

  新年にあたり、謹んでご挨拶申し上げます。

 滋賀県立大学同窓会「湖風会」の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。平素は同窓会「湖風会」へのご支援とご協力をいただきまして誠にありがとうございます。

 そして、本学の人間看護学部の卒業生の方々を含め、医療や介護の現場で日夜感染収束にご尽力いただいている方々、さらには市民の日常生活に欠かすことのできない仕事に従事されている多くの方々に対して深く敬意と感謝を申し上げます。

 

 昨年は世相を表す漢字として「密」が選ばれました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、本学においても「密」を避けるために4月から9月末までの前期授業は遠隔で行われ、同窓会「湖風会」も令和2年度の多くの行事を見合わせました。マスクの着用とともに、テレワーク、オンライン会議、時差出勤などが急速に浸透し、生活スタイルや働き方が大きく変化した年でもあり、ニューノーマル(新常態)時代到来とも言われています。

 

 新たな年、令和3年は丑年。十二支の2番目の干支であることから、コツコツと基礎を積み上げる時期とされ、黙々と目の前の仕事をこなすことが将来の成功につながると言われます。黙々と目の前の仕事をこなすことで、ニューノーマル時代を切り拓く成功へのスタートの年となることを確信しています。

 

 結びに、同窓会「湖風会」の皆さまの健康と幸多い年でありますように。そして新型コロナウイルス感染症が一日もはやく収束しますよう心からお祈り申し上げます。

2020 , 03 , 20

令和元年度学生表彰授与式に参列して

 令和元年度学生表彰授与式に参列して

  滋賀県立大学同窓会「湖風会」会長  矢吹安子

 

 本年度の学位記授与式は、新型コロナウイルス感染予防のため、規模を縮小、交付式として2020320日(金)に挙行されました。

 例年の滋賀県立大学交流センターとは違い、A0棟3階教授会室において、廣川学長が学生表彰7名を表彰され、続いて私から湖風会学生表彰13名に賞状を手渡しました。そして、廣川学長から祝辞、私からのお祝いを申し上げ、閉会となりました。

 

 私の令和元年度学生表彰授与式での祝辞から

 柔らかな春の陽射しの中で大学の桜の蕾も大きく膨らんで開花が待ちどうしい季節となってきました。

 本日、令和元年度学位記交付が挙行されました。皆様、ご卒業おめでとうございます。

 

 同窓会「湖風会」からは、大学から推薦された学生に「湖風会学生表彰」を贈りました。各学科1名、計13名に表彰状を授与し、記念撮影をしました。これからの人生に不安があるかもしれませんが、きらきら輝く凛としたまなざしが眩しく感じられます。

 昨年の9月現在ですが、滋賀県立大学、短期大学の同窓生の会員数は、約27,200名です。北は北海道から、南は沖縄、そして海外には56名の会員がいます。地域に根ざした伝統ある同窓会「湖風会」は、学生募集、学生支援、就職支援、交流支援等、ますます重要になってまいります。

 滋賀県立大学と密接に連携し、本学の魅力を多方面へ発信しながら、誇れる大学づくりのお役に立ちたいと願っています。たとえば、工学部では、同窓生の協力のもと、会社訪問を授業の一環として実施しました。また、テニス同好会では、テニス部OBと学生の皆さんで試合や懇親会をされ、交流を深めています。さらに、クラス会や同窓会を、年間30件ほど実施し、集うことが楽しいワクワク感いっぱいの「湖風会」をめざしています。

 13名の皆様とは、同窓会の評議員として、時間の許す限り関わっていただけたらと思っています。

 最後に、夢と希望を胸に羽ばたいて行かれる皆様が、高い志をもち新たな世界において一層活躍されることを心から期待するとともに、同窓会活動を通して後輩の育成にも力を尽くして下さることを願ってお祝いの言葉といたします。

 

 新型コロナウイルス感染症が世界に広がり、世界保健機関(WHO)が、パンデミックと表明しました。今は、世界中が早期終息を祈り続けています。そんな折、広大な敷地の滋賀県立大学のキャンパスで、規模を縮小しての学生表彰授与式に、真新しいスーツ姿、袴姿の学生たちの思い出多い式となりました。

2020 , 01 , 1

新年のご挨拶

2020年  新春を迎えて

滋賀県立大学同窓会「湖風会」

会長 矢吹安子

 新年明けましておめでとうございます。

 滋賀県立大学同窓会「湖風会」の皆様におかれましては、新春の輝かしい年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

 

 平素は同窓会「湖風会」へご支援とご協力をいただきまして誠にありがとうございます。

 

 昨年(令和元年)には、本学の傍を流れる犬上川に架かる「開出今橋」通称「赤橋」が本来の朱色に塗装修繕されました。朱色は彦根藩井伊の赤備えからとも言われていますが、抽象彫刻家の第一人者であり、世界的にも高く評価されている清水九兵衛(きよみずきゅうべい)氏のデザインです。本学へ向かう橋として、また彦根城に向かう橋として、新年、あらたな気持ちで美しく朱色に輝く橋を渡っていただけたらと思います。

 

 本年は子年。つまり増えると言う意味合いがあり、新しい種子、生命が多く生まれるといわれます。同窓会「湖風会」では、テニス同好会をはじめとする様々なクラブ、クラス会などの開催が年々増えています。子年は役員・評議員を中心に同窓会「湖風会」の結束をさらに強め、活発に活動いただき様々な交流が増えますよう、環境づくりに力を入れたいと思っています。

 

 本年も同窓会「湖風会」の皆様の一層のご支援とご協力をよろしくおねがいいたします。

2019 , 04 , 4

平成31年度入学式に参列して

平成31年度入学式に参列して

湖風会会長 矢吹安子

 桜満開の4月4日(木)、彦根市文化プラザ グランドホールにおいて、滋賀県立大学・大学院入学式が挙行され、来賓として参列いたしました。

 午前10時、開会のことばに続いて校歌「鮎撥ねる」を斉唱し、厳かに式が始まりました。廣川学長が、学部新入生640名、3年次編入生12名、計652名の入学許可を宣言され(内訳:環境科学部183名、工学部170名、人間文化学部216名、人間看護学部71名。3年次編入生は環境科学部5名、工学部2名、人間看護学部5名)、続いて大学院修士課程・博士課程の新入生111名の入学が許可されました(内訳:環境科学研究科29名、工学研究科61名、人間文化学研究科12名、人間看護学研究科9名)。

 学長式辞、大学開設者である三日月知事のあいさつ、来賓紹介と祝電披露、そして入学生代表の誓いのことばが述べられ、閉会のことばで式典が終了しました。

 新入・編入の皆さまには、大学のモットー「キャンパスは琵琶湖、テキストは人間」を胸に刻み、滋賀の豊かな自然・歴史に根差した文化・環境と調和した産業に触れ、大いに学んでいただきたいと願っています。

 少子高齢化が進み、大学間の競争も厳しくなるなか、本学もさらに魅力ある大学へと改革の舵を切っています。私たち滋賀県立大学同窓会「湖風会」は、学生募集、就職支援、交流支援の面で、本学と密接に連携し、本学の魅力を多方面へ発信しながら、誇れる大学づくりのお役に立ちたいと活動しています。

 同窓会「湖風会」の皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

2017 , 07 , 21

会長就任のご挨拶

会長就任のご挨拶

              矢吹 安子 (昭和42年 短大家政部保育科卒)

平成29年6月24日(土)に、滋賀県立大学同窓会「湖風会」平成29年度通常総会が開催されました。種橋清一初代会長、岡田定一2代目会長をはじめ、その時々の理事・役員の皆さまのご努力によって彦根工業会、農業同窓会、芹翠会、湖畔の会、県立大学同窓会を統合した同窓会として「湖風会」が設立されました。続いて「同窓会館」の建設、また昨年平成28年度には、同窓会「湖風会」設立10周年記念事業が盛大に挙行され、同窓会「湖風会」の基礎を築き上げられてきました。

さて、私はこのたび同窓会「湖風会」の3代目の会長としてご承認頂きました。そして「湖風会」の組織では、人間文化学部支部に属し、昭和42年家政学部保育科を卒業しました。岡田会長のあとの会長という重責を賜り、身の引き締まる思いでございます。一生懸命努めさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

同窓会「湖風会」が設立されて11年目を迎えました。滋賀県立短期大学の卒業生17432名、滋賀県立大学の卒業生9867名、合計27300名となりました。

地域に根ざした伝統ある私たちの「湖風会」は、現在地域支部や学部支部を主体とする会員相互の交流を図ること、母校の滋賀県立大学との連携強化による学生支援や社会貢献を活動の中心としておりますが、この2本の柱は、今後ますます重要になってまいります。

その中で、平成27年度にはクラス会が28件、平成28年度は25件と同好会が2件と同窓会が行われました。多くの学年の同窓会が実施され、和気あいあいの中、思い出話に花が咲き、懐かしんでいただくひと時をたくさん作っていただけたらと願っております。そして、「湖風会館」にもお出かけ頂きたいと思います。

皆さまと手をたずさえ、集うことが楽しいワクワク感いっぱいの同窓会「湖風会」となりますよう頑張ってまいります。

どうぞ、皆さまの一層のご指導、ご鞭撻、そしてご協力をよろしくお願い申しあげます。

2017 , 07 , 17

湖風会会長を終えて

湖風会会長を終えて

                 岡田定一 (昭和34年 農業経済学科卒)

 初代会長 種橋清一さんの後を受けて、平成23年に2代目会長をお引き受けして以来2期4年が過ぎて、これでお役御免と思っていたところ、平成27年に県立大学創立20周年記念事業があり、平成28年には、当同窓会設立10周年を迎えるので、その準備の為、現役員全員続投ということになり、「湖風会」会則第9条が改正されて、会長もあと二年続投となりました。そして、本年6月24日の定期総会の承認のもと、家政部出身の矢吹安子さんに会長職を引き継ぐことができました。

 この間、平成25年2月、県立大学理事長(学長)以下理事職教授と「湖風会」役員との意見交換会を行い、以後毎年定例的に開催することとなりました。また、同年3月の大学卒業式(学位記授与式)から、同窓会会長名で各学科成績優秀者1名ずつを表彰することとなりました。

 平成25年3月16日、同窓会館・大学共通講義棟が竣工し、同年11月10日湖風会館落成記念式典と記念講演会を開催しました。

 平成27年6月6日県立大学創立20周年記念事業の式典、講演会等に参加するとともに、大学の人材育成基金の募金活動の広報に協力しました。

 平成28年11月12日、湖風会設立10周年記念事業として、講演会を開催し、同窓会会員名簿、同窓会設立10周年記念誌を頒布しましたが、当日は午前中に工学部学友会の総会、マンドリンクラブの同窓会なども開催されました。

 湖風会の下部組織として、横系列の地域支部として、近畿支部、東海支部、滋賀支部が出来、縦系列の学部支部も工学部学友会、環境科学部支部、人間文化学部支部、人間看護学部支部と形は出来上がりました。

 このように、湖風会の組織が整い、それぞれの事業が行われるようになりましたこと、これ偏に本会役員、支部役員をはじめ大勢の方々のご努力の賜物です。改めて厚く御礼申し上げます。

 県立大学の卒業生は、第一回卒業生がまだ40歳そこそこです。彼等が仕事の第一線を退くまであと20年余りの間は、私達短大卒業生が中心となって、この同窓会を盛り立てていかなければなりません。会員の皆様のご協力をお願い致します。

2013 , 08 , 6

会長 挨拶

                                            岡田 定一                

 平成25年6月29日(土)開催された第4回湖風会定期総会において、前の期の役員が揃って留任することについて承認を得ましたので、引き続き会長を務めさせていただくことになりました。あと2年間よろしくお願い致します。

 今年の定期総会は、新築の「湖風会館」で開催と考えておりましたところ、90名を超える評議員から出席のご返事を頂きましたので、急遽大学の共通講義棟の階段教室をお借りして総会会場と致しました。この定期総会での挨拶を要約し、再任のご挨拶とさせて頂きます。

 昨年7月に起工された大学の共通講義棟A7棟と同窓会館の合築工事は、今年3月に竣工し、3月16日に竣工式が執り行われました。昨年夏に会員の皆様にお願い致しました同窓会館建設費にかかる寄付金は、6月末までに1,069万円に達しました。誠に有難うございました。目標額は、5,000万円ですから、まだ、ご寄附を頂いていない方々には、今秋の会報発行時に寄付のお願い状を同封させて頂こうと考えております。

 この2年間でのもう一つの新しい事業は、かねてより大学当局からご要望をいただいていた学生表彰です。学業成績優秀な卒業生各学科1名を同窓会長名で表彰するもので、今年の学位記授与式(卒業式)に第1回の表彰をさせて頂きました。

 また、同窓会と大学当局との意見交換会を年1回定期的に開催することとし、今年2月16日に第1回の会合を持たして頂きました。

 お約束しておりました同窓会館の竣工記念式典の開催は、定期総会に合わせてと考えておりましたが、定期総会と記念式典とを合わせて半日で実施するのは時間的に無理と言うことで、本年11月10日(日)大学の湖風祭の二日目の午後に開催することに致しました。

 この建物は、大学の中で唯一の木造建築であり、環境に種々の配慮がなされておりますので、設計を担当された環境科学部の松岡教授にお願いして、この建物についてのコンセプト等についてご講演をいただくことといたしました。

 なお、湖風会館については、会員、準会員の学生の利用に対応出来るよう、平日は午前10時から午後4時まで事務職員2名が交替で勤務することに致しました。休日や時間外の利用も出来る限り対応致したいと考えておりますので、事務職員にご相談ください。

 湖風会の運営は、旧短大の各部と県立大学の各学部の卒業生で役員会を構成し、2か月に1回偶数月に役員会を開催しております。また、役員会の下に総務、広報、就職支援、名簿管理、湖風会館管理の委員会を置き、それぞれ必要に応じて委員会を開き、その結果を役員会に報告または諮る体制をとっております。

 湖風会の支部組織としては、地域支部と学部支部の2系列あり、地域支部は住んでいる地域毎で、滋賀、近畿、東海の3支部が設立済みです。それぞれの地域で、50名以上の同窓生が集まって支部を作っていただこうと言う考えで進めております。学部支部は、短大の部と今の4年制の学部とは、学科の構成が異なる場合がありますが、就職支援等を考えると、なんとかして、新・旧の連携を図って頂きたいたいと願っております。現在、工学部学友会が設立済みで、ほかに、人間文化学部、人間看護学部で支部設立の準備が進みつつあるようです。

2013 , 03 , 16

同窓会館 竣工式に参加して

湖風会同窓会館「湖風会館」が竣工しました。  湖風会会長 岡田定一

3月16日(土)10時から、滋賀県立大学の共通講義棟A7棟と同窓会館の竣工式が挙行されました。湖風会からは、会長の岡田と同窓会館建設委員長の日置が出席しました。

 講義棟と同窓会館の間の入口で、学長、同窓会長、施工業者、来賓等が並んでテープ・カットを行い、引き続き、中講義室で竣工式典がありました。式典終了後建物内をご案内していただきました。大学の担当者の説明によると、今回の建物は、県立大学内では初めての木造校舎で、西側の講義棟(講義室、自習室、教官室)と廊下を隔てた東側に同窓会館(事務室、談話室、会議室)という二つの機能を合わせて建設されたこと。基本設計を環境科学研究科の大学院生の数グループのコンペで行い、その中から選ばれたものを元に設計者と施工者が競争入札で決定されたこと。構造材、下地材、内外装仕上材、教室家具などの木材は、滋賀県産材(びわ湖材)が使用されたこと。パッシブ・デザインを設計にとり入れ、断熱性、気密性、通風などの環境性能を備えた効率の良いシステムの導入がなされたこと。自習室は、学生、教官が輪になって討論できるよう可動式のテーブル群で構成されていること。など新しい試みが随所でなされている。

 同窓会館の北側入り口の側壁には、「湖風会館」のロゴを彫り込んだ厚板が掲げられています。会館の談話室と会議室は可動式の壁で仕切られており、これを開けると広々とした大会議室となり、総会の会場としても使用できるものと思います。

 なお、この湖風会館の完成により、交流センターの事務室に居候していた事務員が独立した事務室に移るため、常時1名は、在室するよう、2名での交替勤務を考えています。

 おって、かねてお願いしております会館建設の寄付金は、現在960万円を超えたところです。有難うございます。今後とも同窓生へのご勧奨のほどよろしくお願い申し上げます。